分じろう・十じろう

【文化歴史コーナーHAKKAKE】古墳時代のツボ

【文化歴史コーナーHAKKAKE】古墳時代のツボ

今回の展示は「古墳時代のツボ」です。
この壺は、水沢の新宮にある柳木田(やなぎだ)遺跡で発掘された「二重口縁(にじゅうこうえん)壺」で、当時の普通の壺である「直口(ちょっこう)壺」とは少し違いがあります。口の下のところに段がついているのです。
古墳時代前期といえば、前方後円墳が盛んに作られた時期に相当し、近畿に中央政権が成立して列島の各地に政治・経済・宗教的な及ぼし始めた時期です。二重口縁壺は大阪に多く見られることが知られ、九州南部から東北地方まで広がりがあります。しかも互いによく似ています。近畿からの影響が十日町盆地にある一集落にまで及んでいたことに驚かされます。
ちょっとした違いにしか見えないところにも、権力が「地方」の隅々にまでいきわたっていく時代の相が表れているのです。
見学自由です。ぜひご覧ください。

【日 時】6月9日(水)~8月2日(月) 9:00~17:00(※火曜休館)
【場 所】分じろう:(1階)文化歴史コーナー「HAKKAKE(ハッカケ)」
【主 催】十日町市博物館

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